こんにちは。講演・セミナー担当の荒川です。
本日は、ベリテワークス株式会社の浅賀桃子さんを講師にお迎えし、「ストレス社会を生き抜くための心理学講座」を開催しました。
仕事の悩みは尽きないものですが、そのストレス要因の約3割は「対人関係」にあるというデータが紹介され、今回はその中でも講座で解説いただいた「返報性の法則」に焦点を当ててレポートします。

◆「返報性の法則」とは?
一言でいうと、「人は相手から受けた態度と似た態度を返したくなる」という心理のことです。
・笑顔で挨拶されると、自分も笑顔で返したくなる
・自分の話を丁寧に聞いてもらえると、相手の話も聞こうと思える
このように、人間関係は“合わせ鏡”のようなもの。逆に自分が心を閉ざせば、相手も心を閉ざしてしまいます。
「なんだかあの人、感じが悪いな…」と思うときは、もしかすると自分のストレスが相手に伝わり、そのまま返ってきているだけかもしれません。

◆「相手に合わせる」のは、自分のメンタルを守るため
「なんで私が相手に合わせなきゃいけないの?」と感じることもありますよね。
しかし、浅賀講師の視点はとても心に寄り添っていて、
「相手に歩み寄ることは、自分のストレスをそっと軽くし、心を守るための大切な一歩なんですよ」
と優しく教えてくれました。
信頼関係(ラポール)を築くための、今日から使えるコツはこちら。
・テンポを合わせる(ペーシング):話すスピードやリズムを相手に寄せる
・オウム返し(バックトラッキング):「〇〇だったんですね」と相手の言葉を繰り返す
・まずは聴く:自分ばかり話さず、誠実に耳を傾ける
これらを意識するだけで返報性の法則がポジティブに働き、結果として自分が一番楽に過ごせるようになります。
◆身体からのアプローチも大切
心理学の面白さは、心と体をセットで考えるところにもあります。
イライラしたときは「4・7・8呼吸法」で自律神経を整えたり、毎日6時間以上の睡眠を確保したりといった習慣が効果的。
「行動を変えれば、感情や思考も変わる」というメッセージは、すぐに試せる前向きなヒントになりました。

◆最後に:モヤモヤは“放り投げて”いい
浅賀講師の締めくくりの言葉がとても印象的でした。
「話すことは、離すこと。話すことは、放つこと。」
一人で抱え込まず、誰かに話すことでストレスを自分から切り離し、外へ放り出す。
これこそが、自分らしく生きる第一歩だと感じました。
今回のセミナーは、心理学という「ちょっとした処方せん」をカバンに忍ばせておけば、ストレス社会も意外と軽やかに歩いていけるかもしれない…そんな希望をくれる時間でした。
<<講師>>
ベリテワークス株式会社
代表取締役 浅賀 桃子 氏
