TONAK BUQUE

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言葉と気持ち


 

今年の母の誕生日は、何かやろうと父と計画をねる。

 

だいぶ前から母が泊まりたいと言っていたホテルをこっそり予約した。

 

私がそのホテルに行く事は内緒にして、サプライズバースディに。

 

ところが、両親共に内緒にしておくのが苦手で。

 

どうやって、そのホテルに誘うかを、父は当日まで悩んでいたらしい。

 

で、そのまま迎えた誕生日の朝。

 

たまたま朝刊の折り込み広告に、そのホテルのチラシが入っていたらしく

 

「いいねぇ」と母。

 

そのタイミングを見逃さなかった父、ナイス!!

 

「誕生日だし、いこうか!」

 

となりました。

 

ただ、前の日の大寒波で大雪だった我が故郷。

 

家からすごく近い訳でもないので、昼前に母

 

「わざわざ行かなくても、近くのスーパーのフードコートで何か食べようか」

 

と提案。

 

父を焦らす。

 

「まぁせっかくじゃし。」と母を説得。

 

夕方、両親が先にホテルにチェックイン。

 

お風呂に入っている間に、私がケーキとプレゼントを隠しに部屋へ。

 

よかれと思って和室でお願いした所、

 

布団が3セットしいてあった。

 

(完全にバレたな、これ)

 

と少々がっかりしたけれど、父との打ち合わせ通りレストランで待機。

 

しばらくして父登場。

 

その背後から母。思わぬところで私を発見。

 

「誕生日おめでとう!!」

 

そう告げると、涙目で喜んでくれた。

 

「部屋で布団が3セットあったから、バレちゃってると思ったんだけど、、、?」

 

と聞くと、

 

「今朝見たチラシの写真が和室で、布団を3セットしいてたから

 

そういうもんだと思ったんよ」と母。

 

チラシ、タイミングよすぎ!!

 

「こんなに嬉しい誕生日は初めてじゃわ。お姉ちゃんが結婚しとらんけぇ、

 

こうゆう時間がつくってもらえるんじゃな〜。」

 

と嬉しそうに話す母。

 

私は嬉しかったけど、ちょっとだけ申し訳ない気持ちがあった。

 

喜んでいる母の横で、父が

 

「結婚しとるとか関係ねかろう。

 

こうゆう時間をつくっちゃろうと思うゆとりを敏恵がもっとる事が嬉しいなぁ」

 

と言った。

 

泣きそうだった。

 

「そうじゃよなぁ」と母。

 

思いがけず、心に残る言葉をもらった。

 

あらためて、2人の子供でよかったと思った。

 

お母さん、誕生日おめでとう。

 

生まれてきてくれてありがとう。

 

また、帰ります!

 

 

Toshie :-ku