恩師の言葉と。
- 2017.03.01
- プライベート
「フィールドワークをしていれば合格」
三重大学人文学部ヨーロッパ地中海文化東ゼミ。
卒論発表会で、全員発表し終わった後の先生からの言葉。
調査の為ドイツに行き、
ドイツや国内の関連のある場所を訪問し、
提出ギリギリまで、ほとんど寝ずに仕上げていたので
(早く言ってよ〜)
と思ってしまった。
ただ、その後の先生の言葉に納得。
「本やインターネットにはない、自分だけの発見が現場にはある。
あなた達にしか書けない論文を作ってもらいたかった。」
大学4年間で、心に残った言葉の1つ。
先日Mちゃんからのお誘いで、ゼミの仲間で集まることができた。
最後に集まってから、10年以上は経っている。
それぞれが違う道を歩んでいるけれど、こうやって集まると
ゼミ室にいるような気持ちになる。
先生は今、難病を患い、
身体を動かす事も食べる事も、話す事でさえとても困難になり。
私では想像もできないくらいの苦しみや憤りもあるかもしれませんが、
私達に見せる事はせず、言葉に耳を傾け、
私達の事を気にかけてくださいました。
奥様が席を離れた直後でした。
「(ゼミの)学生になってくれてありがとう」
心に突き刺さる、恩師の言葉。
この言葉に恥じない生き方をしようと
改めてそう思いました。
先生。
Toshie